タクラで激動！魔術師の杖9巻が発表

『魔術師の杖9 ネリアと夜の精霊』の魅力とは

株式会社インプレスが2025年4月25日に発売する新刊『魔術師の杖9 ネリアと夜の精霊』は、魔術、陰謀、そして恋愛模様が織りなす壮大な物語の最新作です。著者の粉雪氏とイラストレーターのよろづ氏によるこの作品は、多くのファンにとって待望の一冊となっています。

あらすじの見どころ

物語は、サルジア皇国の筆頭呪術師マグナゼが復讐のために暗躍するところから始まります。彼はエクグラシア王国に眠る巨大な魔石鉱床と、恐るべき能力を秘めた錬金術師団長ネリアを狙っています。一方、ネリアは元の姿「奈々」に戻り、失ったものを取り戻すために港湾都市タクラで新たな冒険を始めます。この二つの物語が交差し、やがて国家をも巻き込んだ一大事件へと発展していくのです。

キャラクターの魅力

本作の魅力は、多様なキャラクターたちの思惑が交錯する点にあります。魔術師団長レオポルドや竜騎士団長ライアス、王太子ユーリなど、エクグラシア王国の精鋭たちが集結し、ネリアの失踪を巡る騒動はますます深刻化します。各キャラクターの背景や心理描写が丁寧に描かれており、読者は彼らの運命に引き込まれることでしょう。

著者からのメッセージ

粉雪氏は、「波乱と激動の9巻、まさかこんな展開になるとは！今回はネリアがだいぶおとなしく、かわりにいろんなキャラが暴れます。」とコメントしています。特に、表紙を飾る錬金術師オドゥの内面に潜む悲しみが物語に深みを与えています。

購入情報

まとめ

『魔術師の杖9 ネリアと夜の精霊』は、魔術と陰謀が交錯する物語を描きながら、読者を引き込む要素が満載です。多彩なキャラクターの思惑や、著者の独特の視点が織りなすストーリーは、一読の価値があります。新たな冒険の舞台であるタクラで、ネリアがどのように成長し、仲間たちと共に困難を乗り越えていくのか、楽しみにしましょう。