参加型社会貢献コンテンツ「PicTrée」の新たな挑戦
Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.(DEA)、東京電力パワーグリッド株式会社(東電PG)、Greenway Grid Global Pte.Ltd.(GGG)の三社は、持続可能な社会の実現に向けて、新たな実証試験を実施します。今回は千葉県と茨城県の一部地域を対象に、植物のツルやツタが電柱に巻き付く事象の早期発見を目指します。この取り組みは、インフラの保全と地域の環境意識を高めることが期待されています。
実証試験の概要
千葉県および茨城県での実証試験は以下の通りです。
1. 千葉県での実証試験
- 実施期間:2025年4月26日(土)~8月29日(金)(予定)
- 実施エリア:千葉市、市原市、四街道市
2. 茨城県での実証試験
- 実施期間:2025年5月10日(土)~8月29日(金)(予定)
- 実施エリア:北茨城市、大子町
この実証試験では、参加者がインフラ設備の写真を投稿し、ツルやツタが電柱に巻き付く様子を可視化します。これにより、事象の早期発見が可能となり、予防保全につながることが期待されています。
「PicTrée」の意義
「PicTrée」は、プレイヤーが電柱やマンホールを撮影し、その長さを競う無料の携帯ゲームアプリです。 ゲームを通じて、プレイヤーは地域のインフラ維持に貢献し、設備異常を早期に発見する手助けをします。参加者は、ゲーム内での活躍に応じて報酬を得ることもでき、楽しみながら社会貢献に寄与することができます。これまでの実証試験では、多くのユーザーからの投稿があり、インフラ設備の状況把握や樹木近接事象の早期発見が実現しました。この取り組みは、地域住民の意識を高めるだけでなく、インフラ企業にとっても貴重なデータ収集の機会となります。
未来に向けた展望
今回の実証試験を通じて、DEA、東電PG、GGGは、インフラ設備の保守・保安業務の向上を目指します。さらなるコンテンツの品質向上や適用範囲の拡大にも期待が寄せられています。このような取り組みが、地域における社会貢献活動の新たな形を生み出し、持続可能な社会の実現へとつながるでしょう。
詳細については、「PicTrée」公式サイトをご覧ください。今後の活動にぜひご注目ください。