浜松市の菓子メーカー、株式会社ふる里が、4月21日から新商品「濱松うなぎのぼり」を販売開始します。この商品は、同グループ会社の焼きうなぎ専門店〈中ノ庄〉や浜松駅ビルのエキマチ内ギフトキヨスク、静岡サービスエリアで手に入れることができます。
「濱松うなぎのぼり」は、浜松産うなぎの骨を粉末化した鰻骨パウダーを使用したパイ包み菓子です。この商品は、頑張るビジネスマンに向けて、業績アップを願う意味が込められています。浜松の出世の街を象徴するような土産菓子ブランドとして、地域の特性を活かした商品です。
ブランドコンセプトは「うなぎのぼり」で、運気や景気の上昇を象徴しています。浜松は1900年からうなぎ養殖が始まり、地域の特産品としての地位を築いてきました。この新たなブランドは、浜松の食文化を反映し、特に若手ビジネスマンをターゲットにしています。商品は、クルミパイ包みと天竜茶パイ包みの2種類で、各194円(税込)です。生地に使用される鰻骨パウダーは無臭で、他の食材に影響を与えず、フランス産バターやローストしたクルミ、天竜茶の香りを楽しむことができます。今後もラインナップを拡大する予定で、浜名湖産うなぎを100%使用することにこだわっている点が特徴です。
販売店舗は浜松市内の中ノ庄や駅ビルのギフトキヨスク、新東名高速道路のサービスエリアなど多岐にわたります。また、オンラインショップでも購入可能です。
この新ブランドは、地域の活性化と未来への貢献を目指す株式会社ふる里の取り組みの一環として、同グループ企業の垣根を超えた新たなプロジェクトとして立ち上げられました。浜松の魅力を詰め込んだ「濱松うなぎのぼり」が、ビジネスマンのゲン担ぎとして注目されることは間違いありません。